昨日の記事が長くなったので、今日は短めに行きます。

 

Pがズレてたら話にならない

 

PDCAという言葉があります。

 

Plan(計画)、Do(実行)、Check(検証)、Action(改善)というサイクルを回す事だと、色んな所で言われています。(ホント色んな所で)でも、大体の場合、「P」の精度については無視されてしまっています。

 

どういうことか?

 

そもそもの計画の精度が低かったら、ナンボ頑張っても結果は出ないって事です。この観点から行くと、無理矢理「経営計画書」を一所懸命作っても、その計画の前提が間違っていたら、その計画書自体も意味ないモノになるし、どれだけ頑張っても間違った結果しか出ないという事です。

 

だから、先に結論を行ってしまいますが、P(=計画)を立てる前に、マーケティングをしっかり勉強しましょう。営業には金と労力をかけるけど、本質的なマーケティングを理解していない場合がホント多いです。マネジメントに於いても、過去の「工業社会の成長期」であることを前提とした古典的なマネジメントモデルに囚われず、人間の本質を捉えたマネジメントモデルを作り上げましょう。

 

で、まず出来る事

 

何かを思い付いたら、閃いたら、出来るだけ速攻で実行に移しましょう。そして、早く失敗しましょう。早く「上手く行かない理由」を見付け出しましょう。

 

何でもいいです。まずはテストしてみる事です。

 

「ウチの業界では難しい」とか、「ウチの業界は特殊だから」とか言ってる人は、ずっとそう言ってたらいいのです。何も変わらないので。

 

とにかくテストしてみて、結果を見てみる事です。

 

私がコンサルティングを行う多くの場面で目にする事。

 

それは、余りにも思い込みで結果を推測し過ぎる事です。

 

 

実践あるのみ

 

まずは行動してみましょう。そして、「効果測定」をして下さい。

 

・広告別の反響率がどれ位なのか?

・オファーの反響率はどれ位なのか?

・フロントエンドへのコンバージョンはどれ位なのか?

・バックエンドへのコンバージョンはどれ位なのか?

 

これらの用語については、また別の機会に解説して行きますが、ググれば出てくる単語ばかりです。分からなければ、まずは調べてみて下さい。ナンボでも出てきます。

 

折込チラシを入れた、PPC広告を打った、FAXDMやってみた、Facebookで広告使ってみた、何でもいいです。兎に角、プロモーションを行ったら、その結果がどうだったのか、という効果測定をしてみて下さい。

 

それは、まず、「記録を取る」という、基本中の基本を疎かにせず、地道にやるべき事をやる事です。